クールボーダーズ2(Cool Boarders 2)

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1997 ウェップシステム(プレイステーション)

 もう、このすばらしさといったら・・・。他にも色々なスノーボードゲームが世の中にはあるんです。それでも、これが一番すばらしいです! もちろん「2」ですから、「1」もあれば、「3」もあり、ドリキャスにはバーンとか何とかってのも出ています。しかし、「2」だけがすばらしいのです!

 え? 何がそんなにすばらしいかって? このゲームは、コースを滑ったり競争したりと色々なモードがあるんですが、すばらしいのは、ワンメイクのモードです。えぇ? 他のゲームにだってある? いやいや、そうじゃありません。このゲームは実在のトリックととても深い関係に位置しているのです。

 プレステのコントローラーには上面に「L・1」「L・2」「R・1」「R・2」というボタンがあります。このボタンと十字キーを同時にジャンプ中に押す事によってトリックを決めるのですが、他のゲームだと「ジャンプ中に波動拳コマンド」とか、「アナログスティックを3回転」みたいな全く意味もなく難しいものです。

 しかし、このゲームの場合ボタンに役割が決められていて、「R・1」が左手、「R・2」が右手、「L・1」がヒネる、「L・2」が伸ばす、といった感じになっています。それに十字キーの「↑」がトゥエッジ、「↓」がヒールエッジと決まっています。

 つまり、インディノーズボーンをやろうと思った時、他のゲームの場合、説明書を読んでそのコマンドを覚えるといった感じなのですが、それではとても大量にあるワンメイクのトリック分のコマンドを意味もなく覚えなければなりません。もしくは「△」ボタンを押すといった、技とは何の関連もないものです。

 しかし、このゲームの場合は、先ほどの左手、右手、ヒネる、伸ばすといったボタンの役割さえ覚えておけば、「ああ、インディは右手でトゥエッジをつかむんだな。ノーズボーンだから伸ばすんだな。」と技がわかれば、「↑」+「R・2」+「L・2」とわかるわけです。

 これを逆に考えると、「あれ? トゥウィークってどんな技だっけ?」といったあまりスノボに詳しくない人でも、「↓」+「R・1」+「L・1」というコマンドをマニュアルで見れば、「ああ、トゥウィークという技は、左手でヒールエッジをつかんでヒネるんだな」ということがわかってしまうわけです。とてもいい勉強になるでしょ!?

 確かに初めてこのゲームをやる人には、難易度が高すぎるかもしれません。しかし、やり込んでいくうちに、「フェイキートゥバックサイドコークスクリューセブンツーメランコリートゥスティフィ(Fakie To Backside Cokescrew 720°Melancholy To Stiffie)」なんてのも出来るようになり、その上、「ああ、フェイキーでキッカーに入って抜ける瞬間に斜め左下から空を見上げて空中にいる間に左手でヒールエッジを持ちながら足を伸ばしてその後左手をトゥエッジに持ち替えて今度は両足を伸ばせばいいんだ」なんてこともわかってしまうのです・・・わかっても出来ませんが(^^;)

 さあ、あなたもこのゲームでワンメイクの技を覚え、実践で試してみようと思いませんか? このゲームをやったら、キッカーに入りたくてうずうずしてくることうけあいです。


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