第11回メソッド(Method)(左手でヒールエッジ側のグラブ)

 今回からは中級編に入ります。基本の4グラブはマスターしたでしょうか。「もう完璧」という方も、もっと磨きをかけてみましょう。「まだまだ」という人は、焦らず自分のペースでがんばりましょう!

 さて、今回はメソッドです。どういう技かと言いますと、単に『反る』技です。わからない? いや、申し訳ない、詳しく説明しましょう。谷側の手(レギュラーなら左手)で、かかと側のエッジをグラブする技です。え? メロンと何が違うんだって? 『反る』のです。グラブしてから海老のように体を反らせるのです。

 何故、この技から中級かと言いますと『グラブする』−>『反る』という2ステップの行動が空中で必要になるのです。そのため、ある程度の滞空時間と空中での余裕が出来てからでないと、どうしてもキメる時間が足りないんですね。だからといってすごい高さが必要かというとそうでもなく、オーリーをいれてふわっとエアが出るようになれば、20cmのギャップでも十分に出来ますよ。

 では解説してみます。最初はイメトレしてくださいね。地面でどんなポーズかをしっかり確かめてから、キッカーに入るといいですね。(説明はスタンダード(レギュラー)の場合です。グーフィーの方は、左右を置き換えて読んで下さい)

  1. 力を抜いてしゃがみ込みます。
  2. リップにあと1メートル位でオーリーします。
  3. メロンと同じように左手でヒールエッジ側の両足の間をグラブします。
  4. 右手を大きく上に挙げ、思いっきり体を反らします。
  5. 手を離し、姿勢を戻して足を伸ばします。
  6. 着地(両足同時)。

 いつも通りの1、2の動作です。ただ、変にオーリーに力を入れすぎると、かえってバランスを崩しそうなので、最初はソコソコという感じで。

 3のポイントは、リーンエアのように板を立てず、かかと側(バックサイド)に対して板の裏側を見せるように足を引き付けます。イメージとしては、ヒザは引き付けずにかかとを引き付けるというような感じですね。

 4は瞬間動作です。3の動作で板を掴んだら、手を挙げる反動でおヘソを突き出すような感じで『きゅっ』っていう『反り』のポーズに持っていきます。長い時間キメる必要はありません。もちろん長いに越したことはないのですが、それよりも『見せる瞬間』を作った方がカッコいいですよ。

 5です。手を離したら、後ろのめり気味になっている体を、ヒザを胸に引き付けるような動作で元に戻します。着地地点をしっかりと見て、両ヒジを大きく広げてバランスをとりましょう。

 着地は、ちょっとトゥエッジ気味で全然OKです。ヒザを使ってショックを吸収できればいいですね。

 さて、毎度のことながら、私のやり方を。『メソッド』ではなく、『へそっと』です(^w^)

 1の動作のとき、左手をトゥエッジ側の両足の間に置く、つまりミュートグラブの姿勢になります。そして2の瞬間、抜け出すと同時に上半身を左に振り、左手をおしりのあたりに持っていきます。そこでグラブしに行くのではなく、手の位置にかかとごと板を持ってきます。そして右手は半分以上、挙げかかっています。これが『へそっと』の『へ』で、もうこの瞬間には、あとは反るだけという姿勢にしておくのです。そして板をグラブした瞬間に『そっ』という感じにへそを突き出します。空中で腰だけを突き出すのは難しいです。太ももを使って板をバックサイドに蹴りだし、股関節ごと思いっきりやってますね。イメージ的には、右胸も反らすような感じでしょうか。そして『へそっと』の『と』で、体を戻します。少しでもキメてる瞬間を延ばそうと必死な為に、着地は思いっきりトゥエッジ、つま先着地です。慣れてくると、『へそっと』が、『へそっっっっと』に発展するでしょう(笑)。

 気を付けて欲しいのは、無理してキメ時間を延ばしすぎると、ヒザから思いっきり着地してしまいます。(バー○ャファイターのパイのダウン攻撃と言われています)私もこれを何度かやったことがあり、マヂ洒落にならんので、ヒザパットを付けることをお勧めします。最初は、ほんとに一瞬でいいんですよ。キメるのは。

 次回予告:テールグラブ(tail-grab)


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