第4回グラウンドトリックOS-edging180°(オープンサイドエッジングワンエイティ)

 これは、スノーボードが手放しでも前進する(斜面を降りてるんだから当たり前ですよね)原理を利用した技です。いわゆる「逆エッジ」であり、スノーボードを始めたての頃はみなさんこれに苦しめられたと思います。

 逆エッジと聞いて、何をするのかと考えた方も多いかと思いますが、普通の180°は自力で回らなければいけないのに対し、エッジング180°は、わざと逆エッジをある一点にかけ、吹っ飛びそうな反動を回転に利用しようといったものです。

 そんな危なそうな技、役に立つの?という疑問、待ってました。この技は後々キッカーで回転系をやるときに大いに役立つのです。自力で回転をかけていては、5m級のキッカーでも360°が精一杯ですが、これを使えば、もっと豪快に回れるようになります。なんてったって、吹っ飛んでいくわけですからね。最終的に3D系をマスターしたい人は、ここは手を抜けません。

 それではトリックの説明に入りたいと思います。まずはゆるーい斜面で、周りに人がいないことを確認して練習をしましょう。絶対転びます(^^;)。説明は全てスタンダードの場合なので、グーフィーの方は左右逆になると考えて下さい。

  1. まず、体はトゥエッジ側を向き、首は進行方向を見て自然体で立ちます。
  2. 軽いトゥエッジから前振りで上半身を谷側に向け、ノーズのトゥエッジ側を雪面に引っ掛けます。
  3. 右肘を後ろに振りながら、回し蹴りのように右足を谷側に持っていきます。
  4. 180°回ったところで、トゥエッジを接地、回転を止めます。

 ポイントは3つです。1つめは、ジャンプするわけではないので、しゃがみこむ必要がないことです。自然に立ちましょう。2つめは、2と3の動作をほぼ同時に流れるようにやることです。きれいに回し蹴りが出ると、ノーリーのように板がしなるはずです。3つめとして、左足は突っ張りっぱなしで下半身のバランス取りに使い、右足を出来るだけ高く上げてボードの裏が周りに見える位にします。転ぶ事を恐れずに。

 できるようになってくると、180°のジャンプ〜回す〜着地という3ステップが、エッジングでは一瞬で行われるようになります。スパンってくらいですね。

 慣れてきたら、ブラインドサイドも挑戦してみてもいいかもしれません。今度は後ろ回し蹴りになるのです。しかもヒールサイドエッジなので、後ろ逆エッジを食らいますから、あまり無理をしないでください・・・。

 次回予告:ワンメイクを始めよう!


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