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2009 年 05 月 04 日(月)

 星新一の小説が映画化されるんですって。マジ?ってのもありますが、それよりもエーッ?ってニュアンスの方が大きいような気がします。マジ?ってのは、星新一の世界は時代感が無いのです。最近の出来事のような、十年前の出来事のような、百年先の出来事のような。ですからそれを実写化するって事は男塾やドラゴンボールを実写化するより非現実的な気がしていたわけでして。エーッ?ってのは、そんな時代感の無い物語だからこそ読者の想像力がそれを補ってきたというか、それを補うのが好きな読者が多かったと言うか。だから今更それを実写化なんてして欲しくないんですよ。夢が壊れるでしょう?ルパンやドラえもんの声優が変わった時のような違和感と言いますか、マンガや小説から入って初めてアニメや映画を観た時のような違和感と言いますか。

 私は小説のタイトルや登場キャラの名前などを基本的に一切覚えません。覚える気が無いからです。まぁたまたま印象に残った名前、繰り返し出る名前などは覚えますが、私が楽しみたい物語性にそれらはあまり意味が無いからです。そして面白かった著者の作者を覚えて次回から指名買いをするので、小説にしろマンガにしろ音楽にしろ、私の趣味は作者毎に偏りまくっています。星新一はそんな偏りの中の一人です。映画を観る前に、ぜひ一度短編集を読んでみてもらいたいものです。

 私が思うに、小説の面白さを凌駕した映画は果たして存在するのでしょうか?


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