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2009 年 04 月 03 日(金)

 ちょっと今日は、涙なしには聞けない悲しい話を。主人公は社会人2年目のSくん(21)です。彼には年下の彼女であるYちゃん(20)がいまして、現在専門学校生です。彼女は都内で一人暮らし、仕送りは家賃のみ、生活費はアルバイトで工面している苦学生です。Sくんもつい数日前まで社会人1年目であり、やはり都内で一人暮らしですから、決して生活は楽じゃありません。ですので二人はいかにお金をかけずに遊ぶかに苦労していたようです。

 さて今年のバレンタイン、YちゃんがSくんにチョコをあげました。なんとGODIVAの15粒くらいのトリュフ詰め合わせです。Yちゃん曰く「チョコが大好きなSくんにいつもお世話になってるから、こんな時くらいはネ」と。泣かせるじゃないですか。時給850円の1日4時間のアルバイトでこれを買う事がどれだけ大変か。Sくんはチョー感動し、「大切に食べてね」という言葉を受けて、週に一粒ずつ本当に大切に食べていたそうなんです。

 さて先日Sくんが家に帰ると、Sくんちに弟くんが遊びに来ていました。弟くんは今年神奈川の大学に入って一人暮らしを始めたばかりの18歳です。Sくんが帰ると「おかえり〜」と言いながらモグモグと何かを食べてるじゃないですか。まさか!と思って机に駆けつけると、YちゃんのくれたGODIVAを食べていたんです。まだ半分以上あったのに、最後の一粒を今まさに食べていたところでした。弟くん曰く「あーチョコ?うまかったよ。全部食っちゃった。今度買ってくるからさ」と。高校を出たばかりの弟くんがGODIVAというブランドを知らなくても仕方がないでしょう。でもまさか一粒300〜400円もするチョコだとは思いも寄らず、しかもYちゃんがなけなしのお金を叩いて買ってくれたものだとは思いも寄らず・・・。

 私が思うに、彼ら兄弟の仲がこれを機に険悪にならない事を祈るばかりです。


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