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2007 年 04 月 30 日(月)

 いつからだったでしょうか、もう忘れてしまいました。私は待っていたのです。しかし今となっては何を待っていたのかすら、もう忘れてしまいました。結局私はそこに居たのです。いや、居るしか術がなかったと言う方が正しいでしょうか。待っていれば何かが起きると思っていたのでしょうか、いや何も起きないという事にとっくに気付いていたはずです。しかしその時の私に一体何が出来たでしょうか、そう考える事が既に間違いで、考えるまでも無く何かは出来たはずなんですけど。

 もう待たなくても良いのです。いや待つ意味が無くなったと言う方が正しいでしょうか。抜け出してしまえば何のことはない、いつもの正常が戻ってくるだけです。しかしそれが正常かどうかを判断する術も今はなく、或いは正常でない事を行う事によって正常を正常と看做す事しか出来ないのかもしれません。そう考えると社会なんて寂しい世界です。

 私が思うに、皆結局、ただ独り自分の決める路を歩むのですから。


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