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2007 年 02 月 22 日(木)

 電車の車内吊りに、こんなような問題が出ていました。「とある街には床屋さんが二人しかいません。あなたはどっちにカットしてもらいますか?」そして挿絵として明らかに大失敗な髪型をしたオヤジと、小奇麗にまとめられたスマートな青年が載っていました。おそらく問題を作った人の意図は「自分の身代もマトモに揃えれないヤツにやってもらうより、小奇麗な青年のほうが絶対イイ!」だなんていう勘違いをさせる事が目的で、模範解答としては「その街には床屋さんが二人しかおらず、床屋さん自身も髪が伸びてカットしてもらってるはず。だとすると小奇麗な青年の髪をカットしてあげてるオヤジの方が腕前はイイ」となります。

 ちょっと待って下さいね。その街に床屋が二人しかいなくても、素人さんで上手い人がいるかもしれません。また床屋だけは別の街に出掛けてやってもらってるかもしれません。もしかしたら自分自身の髪型も鏡で見ながら綺麗にカットしているかもしれません。そう、この問題には正解というものが無いんです。そこまで考えたらキリがないじゃんという意見もありますけど、ただ出題者の意図を汲み取ってコレでしょ?と答える事は簡単ですけどね。

 私が思うに、むしろ現実とは人間の創造を簡単に超えるのです。


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