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2006 年 09 月 12 日(火)

 昨日未明、私の常駐先の元課長が他界しました。何年か前に自宅で脳卒中だか脳溢血だかで倒れ、意識不明のまま数年間実家療養をしていて、とうとう意識は戻らぬまま帰らぬ人となりました。体育会系ですが非常に人情があり、私が安月給でコキ使われているのを見かねて自社にかけあってくれたりした、恩人の一人です。今も私がこんなひどい環境で面白くも無い仕事を続けているのは、この方ともう一人の恩人がいるからなのです。一日も早い社会復帰を期待していましたが、非常に残念です。心よりご冥福をお祈り致します。

 倒れた当時の事は鮮烈で非常によく覚えています。自宅で倒れたのを、気付く人が誰もいなかったんです。そう、彼は一人暮らしだったんです。一日連絡がなく不審に思った当時の部長が、その夜に部下を引き連れて自宅まで行ったのです。鍵がかかっているのに電気が点いていて、ケータイを鳴らすと部屋の中から呼び出し音が鳴ったそうです。彼が日頃から偏頭痛に悩んでいたのを知っていた部下は、絶対やばいです!と無理に大家さんに玄関を開けさせたんです。

 もし私が自宅で何かで倒れた時、誰が気付いてくれるのでしょうか。仕事も一人で出回る事が多く、上司も部下も誰も私の動向を把握していません。親兄弟、彼女や友達が家に来る事も電話をしてくる事も無い、そんな独り者生活をしている私にとって、彼の状況を思うと非常に怖いものがあります。つぶやきが数日更新されずに「アレ?」と思った人がメールをくれるかも(希望的観測)という程度でしょうか。

 私が思うに、独り暮らしとは、実は非常に怖いものです。


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