http://readmej.com/

2005 年 06 月 01 日(水)

 日本の昔話って、基本的におじいさんおばあさんが出てきたり、村人の話だったりと、庶民の話ですよね。先日ハンガリーの昔話を読んだのですが、基本的に王様や貴族の話なんですよ。この違いは何でしょうね。日本人に伝わる昔話というのは本当に身近で現実感のある話だった、ハンガリー人に伝わる昔話というのは王や貴族への憧れから派生したものだった、という感じでしょうか。

 面白いのが「むかしむかし、あるところに・・・」で日本の昔話が始まるとすると、ハンガリーの昔話は「あったことか、なかったことか・・・」という常用句から始まるんですね。やっぱりどこの世界でも常用句はあるものらしく、他にも「7つの国を7回超えた国で・・・」とか「7つの海を7回越えたその向こうの国で・・・」とか、何か7が好きみたいです。一番びっくりなのが「ヤツには薄汚いドイツ人の血が流れている」とかトンでもないセリフが出てくるとこですよ。人類皆平等な現在の日本に住んでると人種差別なんて概念そのものが判らないものです。

 私が思うに、日本の文化は海外の文化を見て初めて判るんですねぇ。


← 前日 翌日 →