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2004 年 07 月 16 日(金)

 左手に掴んでいるのはロープのようでした。そのロープのようなものは延々と前方に続いていて、繋がったずっと先には何があるのかはよく見えません。真っ直ぐに伸びているようでもあり、所々に縛られた節目や弛んでいるのが見えるようでもあります。後ろを振り返ると、弛んだ場所や絡まった場所があります。たくさん絡まっているようにも見え、弛んでも見え、しかし本当に細かい形状は既に薄らぎ、よく見えません。しかしそのロープのようなものは何本ものロープのようなものが編まれて出来たものだった事に気づきました。

 掴んでいるものは非常に確かなものに見え、しかし手元をよく見ようとしてもぼやけて見えません。掴んでいるかどうかもあやふやな時さえあります。遠くに別のロープのようなものが薄らと見えます。いやロープに見えるだけかもしれません。でも今掴んでいるものよりもしっかりしたものの用にも感じます。しかしそれを確かめようとすると、今掴んでいるものを放さなければ届かないようです。今掴んでいるものを放すべきか、このまま掴み続けるべきか、もう長い事悩んでいるような気もします。

 私が思うに、決して自分で進もうとしなくても、自然と進み続けるようです。


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