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2004 年 04 月 15 日(木)

 筒井康隆を読みます。色々好きな作家はいますけど、やっぱり気軽に読めるという点では筒井康隆が一番です。この作者は本当に好き嫌いがハッキリ分かれるタイプのようで、嫌いな人は嫌いらしいですね。破滅願望?とか意味が判らなくない?とか無茶苦茶じゃない?とか色々聞きます。全て当てはまるから面白いのであってという説明では納得してもらえないのです。

 無茶苦茶=誰にでも書ける、ではありません。ピカソの絵があんなに無茶苦茶なのに評価されるのは、綺麗に書く事も出来る人間がああいったものを書くからすごいのです。綺麗に書くだけであれば写真には絶対適いません。筒井康隆の小説も、本当に普通に書こうと思えば幾らでも普通に書けるのです。しかし意図して作られた無茶苦茶の中で物語が進行していく、これは簡単に狙って出来ることではないんですよね。単に意味が判らない無茶苦茶なものを書くだけならコンピュータにランダムに書かせればいいんですよね。

 私が思うに、私が小説を読むのがそんなに意外ですか?


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