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2004 年 04 月 01 日(木)

 山があります。山は人間を登らせようとはしませんし出来ません。山を登るのは人間の意志であり、山が人間を登らせようとしているわけではないのです。雪があります。雪は人間に味方する気も敵対する気もなく、雪としてただそこに在るだけです。その雪を嫌うのは人間の意志であり、雪を好んで願うのも人間の意志なのです。雪が人間に嫌われようとしているわけでも好かれようとしているわけでもなく、勝手に人間が好いたり嫌ったりしているのみです。

 神などいません。いたとしても神は何もしてくれません。それは神とは人間の受動であるに過ぎないからです。もし神という存在があるとすれば、それは何かをしようとはせず、人間がそれに対し頼ろうとするか祈ろうとするかをするのみです。神自身が意思を持って何かをすることは無いのです。あくまで神はそこに在るだけであり、人間の意志により勝手に信仰されたり利用されたりするのみです。

 私が思うに、山の意思でも雪の意思でも神の意思でもなく、私は私の意志で動くのです。


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