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2002 年 10 月 28 日(月)

 自分が特別だと感じたのはいつからでしょうか。幼少の頃は何処にでもいるクソガキだったと思います。中学くらいになって周りが恋愛だのどうだのを意識するようになってから、自分も髪型や私服を意識するようになりました。いつの間にか告白されたりバレンタインにチョコを貰ったりが普通になり、高校でバンドを始めてライブをやるようになってから、その数は格段と増えました。誰に言われるのも第一印象が「カッコイイ」で、東京に出てきてもモテるのが当たり前でした。いつまで続くとも考えもせずにそういった立場に甘んじていました。

 今は単なるおやぢです。仕事に疲れ、人生に疲れ、顔も服装も疲れ切った何処にでもいる働く男です。金も地位も学歴も栄誉も何もない人間になりました。誰に言われるのも第一印象が「疲れている」です。本当に単なるおやぢになってしまった自分をどうこうしようとは思いません。ただ私は自分が特別な人間ではないことを再認識しただけです。

 私が思うに、やはり自分は特別であり、でも特別ではないのです。


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