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2002 年 01 月 09 日(水)

 そこで拾ったものは、ガラスの破片でした。汚れていて角が尖っていて握り込むと手に刺さりそうな、そんなひとつでした。汚れを拭ってみました。思っていたよりもきれいで、傷のある美しさというものがあるのに気が付きました。尖ってる角を削ってみました。安全になった代わりに、魅力が少し失せたような気がしました。

 ガラスとダイヤの価値をつけたのは誰でしょうか。数が少ないものが貴重であるなら、稀代の悪党は価値が高いことになってしまいます。傷があることが美しくないと思っていませんか。無傷にはない美しさは、無傷しか見ていない人にはずっと見付けられません。

 私が思うに、あなたが持っているチャームを見せて下さい。


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