チリトリ(dustpan)

 「はぁ!? ちりとり!?」いや、かなりの人が思ったのではないでしょうか。チリトリとは、漢字で書くと塵取。皆さんがご想像なさっている通りのものです。通常、お掃除などをするときに常にほうきとセットで存在し、床からゴミ箱へとちり、くず、ほこりなどを運搬する為に創造、作成されたものです。

 「今更そんなことお前に説明されても・・・」いや、その通りです(^^;)まあ、もう少しだけ聞いて下さい。

 発明当初は考えられないほど高価だったチリトリも、プラスチックの値下げ、大量生産大量販売、アジア諸国等海外での生産などの理由により、今では100円ショップでも、丈夫でなおかつ長持ちするような立派なものが売られています。あまり年に何回もチリトリを買う人はいないでしょう。しかし今では、家庭の掃除は掃除機という文明の利器に座を奪われ、チリトリなんて自分で買ったことすらないと言う方もいるのではないでしょうか。

 話は変わりますが、私はスキー場で仲間とマイキッカーを作る機会が多いのですが、大抵、雪を集めて積み上げるのに自分のボードを使っています。しかしボードというのは手で持つように設計されていませんので、持ちにくいし力が入らないし、不便なことこの上ないのです。そこで以前からキッカー作成用マイスコップを購入しようと企んでおりました。

 あ、ばれちゃいましたか?気付いてしまった方も、未だ何のことだか分らない方も、知らぬ顔をして読んで下さい。

 ある日、意気揚揚と御茶ノ水のスポーツ街へと繰り出し、マイスコップをゲットすべく様々な店を徘徊してみました。そしてやっとある店で発見!それはプラスチック製で、持ち運びしやすいように取っ手部分が分解できるようになっているものでした。喜び勇んでそれを手に取り、購入しようと値札を見て「がび〜ん・・・(;_;)」まさかこんなに高価なものだとは知りませんでした。1日リフト券をペアで買ってもお釣りが来るほど。

 切れたブーツの紐を縛って使っているような私に、こんな高価なものは当然手が出ず、泣く泣く断念しておうちのベッドで枕が涙で乾かない毎日が続きました(多少着色が入っております)。ある日、会社帰りにふと100円ショップにフラッと立ち寄って、最近の100円ショップは色々あるなぁ。と物色していたところ、出会ってしまったのです。「ちりとり」に!

 手で持ちやすいように設計されたフォーム。浅く広く、大量のものをすくい上げやすい形状。軽量かつある程度の丈夫さ。なにしろ安価!文句なしです。なぜ誰も今まで気が付かなかったのか不思議でならないです。こんな便利な雪用スコップが100円で売られているなんて(既に本来の使い方を忘れています)。

 さらに!聞いて驚いてはいけませんよ。このちりとり、なんと!ソリの代わりにもなるのです!チリを乗せる部分にオシリを乗せ、ほうきにまたがった某魔法使い少女よろしく取っ手の部分を股下から両手で掴み、両足を大きく上げて一気に斜面を滑り降りてみましょう。快感ですよ。え?オシリが乗り切らない?そんな細かいことを気にしてはいけません(^_^)

 今年のワンメイカーのトレンドはチリトリ!どこのスキー場に行ってもデイバッグからチリトリの取っ手がはみ出していたり、腰にチリトリをぶら下げて滑る姿が目に映るでしょう!

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