第10回 ステールフィッシュ(stale fish)

 さあ、第10回を迎えて基本編の最終回です。もちろん、連載はまだまだ続きますよ(^^)。

 今回はステールフィッシュです。どういう技かと説明すると、山側の手(レギュラーなら右手)で、かかと側のエッジをグラブする技です。

 私は普段からダックスタンスでボードに乗っているので、右も左も大して変わらないのですが、つま先が両足とも進行方向を向いている、つまりカービング攻め系スタンスの人はちょっと難しいです。上半身を後ろにヒネらないといけないからですね。

 解説してみます。イメージしてくださいね。毎度のことながら、最初はスピードを出さずに行きましょう。(説明はスタンダード(レギュラー)の場合です。グーフィーの方は、左右を置き換えて読んで下さい)

  1. 力を抜いてしゃがみ込みます。
  2. リップにあと1メートル位でオーリーします。
  3. 足を胸元まで引き付け、右手でヒールエッジ側の両足の間をグラブします。同時に、左手を左斜め前あたりにまっすぐ伸ばします。
  4. 手を離し、力を抜いて足を伸ばします。
  5. 着地(両足同時)。

 いつも通りの1、2の動作です。ただ、オーリー後の引き付けを早めにすると、グラブしやすくなると思います。

 3のポイントとして、顔は進行方向をしっかりと見ることです。この首の位置によってブラインドサイドの回転がかかってしまうのを抑制します。左手は正面または左前の方に向かって伸ばし、やはり回転するのを抑制します。

 4のとき、手を離したら早めに肩と腰の位置を元に戻しましょう。後ろをつかみに行っているため、かなり後傾または後ろ加重しやすいので、後ろから落ちてオシリが二つに割れてしまいます(^^;)

 私は結構ステールフィッシュをよくやるのですが、こんなことを心がけてます。

 1の動作のとき、右手をトゥエッジ側の両足の間に置く、つまりインディグラブの姿勢になります。そして2の瞬間、抜け出すと同時に右ヒジを右に振り、右足のかかとをさわるような気持ちでグラブをしに行きます。左手は、「ハイル、ヒ○ラー!」と言うような気分で左前に伸ばすようにしています。板をきゅっと握りこんだら手を離し、右ヒジを元の位置に戻します。左ヒジも左後方に戻そうとすると姿勢を戻しやすいのではないでしょうか。着地してしゃがみ込むときには、両ヒザの間に右手を戻すようにしています。

 後々、ブラインドサイドの回転技をやる場合、かなり有効なグラブになると思います。回転軸がずれないように並行バランスを心がけてトライしましょう。

 次回予告:ボードウォーク(board walk)

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